前回は、治療の決意から病院探しまでを書きました。
今回は、第一回目の診察その他もろもろについて書きたいと思います。
いざ形成外科へ
口コミで苺状血管腫の治療経験が豊富そうだった形成外科に予約をし、当日を迎えました。
しかし病院に行くだけで試練です。
抱っこひもとベビーカーでJR・バスと乗り継がねばなりません。
我が家は車を持っていないため公共交通機関を利用するしかないのですが、まだ生後三ヶ月の娘、首がまだ完全には座っていないので抱っこひもでのお出かけは躊躇します。(一応首すわり前対応の抱っこひもを買ってはあるのですが長時間使用したことがないので少し恐い…。)
それにもし診察だけでなく治療もすることになったら、脇腹の治療跡と痛みがある場合抱っこひもでは対応できないのでベビーカーも必要です。
行きは抱っこひもに子供を抱えて、ベビーカーは折りたたんだりしながらなんとか病院につきました。
待合室にて
待合室に入ると思ったより多くの患者さんがいました。
年齢も幼稚園児~老人までと幅広かったです。
この形成外科は皮膚美容的なことから骨折といったことまで診ているようなので、娘と同じレーザー治療の患者さんばかりでなないはずです。しかし顔に娘と同じような血管腫のある幼稚園児くらいの子がいたのできっとこの子はレーザー治療に来たのでしょう。
いよいよ診察
そのうち診察が始まり、いままでの経緯を説明しました。
そして娘のアザはやはり苺状血管腫であると診断していただきました。
先生によると、
「治療のスタート時期に関してはやはり早い方がより綺麗になるし、子供も記憶が残らない。今から始めるのであれば三ヶ月毎の治療で何度か通うことになるだろう。ただし、決めるのはお母さんです。」
というようなことを言われた気がします。(ちょっと記憶が定かじゃなくてすみません。)
処置を希望
治療(第1回レーザー治療)
待合室での患者さんの多さ、同じような血管腫患者さんを見かけたこと、設備も整っていそう(導入機械のポスターが多々貼ってあった)なことからさっそくの治療をお願いしました。
足の裏と脇腹それぞれの写真を撮り、処置室へ移動しました。
ベッドに寝かせて、娘の体が動かないように体を固定するマジックテープのようなものをつけました。レーザーは直接見ると危険なので全員メガネのようなものをつけ、娘には私が目隠しをするよう指示されました。
レーザー照射はそれぞれ十数回くらいだったような気がします。
ばちっ!ばちっ!と音と光がするのですが、娘はさすがに泣きました。そりゃそうですよね。痛い思いをさせてごめんね…。
治療中は大泣きしていましたが、治療が終わって抱っこすると一分後にはもう泣き止んでいました。
後に引きずる痛みではないのかな…?
(もちろん触ると痛いとは思いますが。)
痛い思いをさせた罪悪感に襲われますが、後々治療するのはそれはそれで辛いでしょうし…。ごめんね。ほんとによく頑張ったね。
後は、塗り薬を塗ってもらってガーゼで保護してもらい第一回目の治療は終わりました。
帰宅後は一週間ほど、処方してもらった塗り薬を一日二回塗ってガーゼで保護するよう指示を受けました。
治療直後(第1回レーザー治療直後の患部)
帰宅時の注意点
行きは抱っこひもを使いました。しかし前述の通り、脇腹を治療したので抱っこひもは使えません。
そのため帰りはベビーカーで帰りました。
ガーゼで覆われているため治療跡がどうなっているか見えませんが、治療跡に触れないように気を付けて、帰りはベビーカーに乗せてバス・JRを乗り継ぎなんとか帰宅しました。
ちなみに広島市ではベビーカーに乗せたままバスにのっていいのですが(車内にも書いてあります)、低床車両とそうでないバスがあるので乗り降りしやすい低床車両のバスに乗りました。
とはいってもベビーカーを広げていると通路がどうしても狭くなるので、すみませんすみません。と謝りっぱなしでした。
端から見たらなんで畳まないんだ。と思われていたかもしれません。脇腹はもちろんのこと、冬なので足裏もジャンプスーツで覆われていてパッとみ病院帰りで治療跡があるようには見えませんしね…。
病院を出るころには娘はすっかりご機嫌だったのが救いでした。
本当にがんばったね。お疲れ様。
次回は、第一回目の治療後の経過について書きたいと思います。
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